プジョーのRCZ 左ハンドル MTに試乗してきました。
かなり昔に右ハンドルは試乗したことがあるのですが、MTは初めてです。
展示車はRCZ R
限定のハイパワーバージョンです。
1.6Lで270psって・・・、どれだけ絞り出しているんでしょうか?
試乗車は、左ハンドルのMT車です。
流石に普段から置いてあるわけではなく、2つのディーラーで融通しあっているそうです。
早速乗らせてもらうと、非常に乗りやすい。
低速トルクも十分にあるし、シフトも扱いやすい。
クラッチも軽く、ミートポイントも掴みやすいです。
もちろん見切りは非常に悪いのですが、Breraも似たようなものですので。
3000回転も回すと、非常にいい音が飛び込んできます。
サウンドシステムが搭載されており、回転数の盛り上がりに合わせて気持ちのよい快音が車内に飛び込んできます。
ほんとに1.6Lの小排気量車とは思えません。
ただ、ただ6000回転でレッドゾーンになっており、あまり上までは回らない模様。
エクステリアが気に入っての試乗でしたが、インテリアの質感もなかなか。
これはRのレッドステッチですが、革の質感はアルファのポルトローナ・フラウにも負けていないかもしれません。
ただ、色はあまり選べないそうです。
パッケージオプションでカーボンルーフとのセットにすると、グレーやレッド、ブラウンのシートが選べるそうですが、それも外装色との組み合わせがあって、自由度は低め。
そして、私にとって最大の難関がリアシートの居住性。
Breraと同じぐらいかな?と思っていたのですが・・・。
はるかに狭い・・・。
またフロントシートがあまり倒れず、乗り込むのが相当大変です。
またリアの天井は完全にガラスの下で、必要に応じてルーフを閉められるBreraと比べると、相当に辛そうです。
なんとかオトナが乗ることが出来るBrera、子供も厳しいRCZといった感じでしょうか。
独特のルーフ形状は居住性のためではなく、空力とエクステリアデザインの為だとか。
格好いいんですけどね。
Rはシートも挑発的です。
ここまではいらないなぁ。好みとしてはノーマルの方が好みです。
エクステリアデザインにしろ、サイズや乗り味にしろ。
非常に魅力的だったのですが、次期候補車としてみると、リアシートの狭さが最大のネックですね。
2016年07月追記
この当時は子供を乗せるのは無理、と思っていたのですが・・・。
結局、RCZ GT-Lineを新車購入して、6歳児は喜んでリアシートに収まっています。
結構大丈夫ですよ。