2017年6月25日日曜日

壊れたThunderbolt Displayとその顛末

私のMacは15インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(MID 2012)にApple純正のThunderbolt Displayを繋げ、更にThunderboltでRAIDのHDDを2台接続するというそれなりな環境です。


Thunderbolt Displayには、MacBook用の電源であるMagSafe端子、FireWire800、有線LAN、USB2端子3つ、そしてデイジーチェーン用のThunderbolt端子があり、MacBookに電源とケーブル1本で繋ぐだけでデスクトップマシンとして生まれ変わります。
以前愛用していた合体変形メカ(?) DuoDockが生まれ変わった様ですね。

Thunderbolt接続のRAID HDDケースはそれなりに音がするため、少し離した場所に置いてあります。


メインドライブはMacBook ProのSSDですが、これは256GBしかないためOSを入れるだけにしています。
かさばるiTunesの音楽データや写真、VMの環境などはRAIDドライブ側に置くようにしています。
RAIDのHDDケースにはHDDを2台ずつ、RAID0で高速化したメインドライブと、RAIDを外して個別のHDDとして認識させたドライブでTimeMachineのバックアップを2重に取っています。
この組み合わせは高速なThunderboltのおかげもあって、速度、容量、冗長化のすべての面において非常に優秀で安心感も高いものでした。


ところが、4月頃からこのThunderboltのHDD群がスリープ中にアンマウントされる事が増えてきました。
しばらく我慢していたのですが、動作中にアンマウントされる頻度も高くなって来たこともあり原因調査に乗り出しました。

まずは電源。
古くなっていたテーブルタップを交換してみます。


一旦は安定したものの、あまり症状は変わりません。
いろいろと試すために、あちこちのケーブルを抜き差ししていると思わぬ事態へ・・・。



なぜかThunderbolt Displayが不調になりました。
チラついたり、切断されたり。
もちろんThunderbolt Displayにぶら下がっているThunderbolt接続のHDDはその度にアンマウントとされ、LANはブチ切れ、USB接続のiPhoneは充電開始のバイブを繰り返します。

こうなると使い物になりません。
修理に出すか少し悩みましたが、Thunderbolt Displayの修理代は一律57750円と高く、この値段を出すなら時期的にも2017年版のiMac 27インチの発売を待って買い替えてしまったほうが良さそうです。
ただ、この時点ではまだ2017年版のiMacは発表もされておらず、タイミング的には最悪でした。
たぶんWWDCにはなにか発表があると思い、それまで騙し騙しでもMacを使えるようにしなければなりません。


半分忘れていましたが、メインマシンはMacBook Proなので、とりあえず15インチのRatinaDisplayが付いています。(27インチに慣れると狭いですが。)
そして、RAID HDDはThunderbolt Displayを噛まさずにMBPと直結、LANはわざわざ高いThunderbolt接続のアダプタを買ってきました。

これでThunderbolt Displayなしでも、なんとかMacを使えます。
様々な機器のアダプタになる事がThunderbolt Displayの売りだったのですが、壊れてしまうとかなり厄介でした。

そして6月、ようやく新しいiMacが発表されました。
念願のThunderbolt3も搭載され、買い換えるのにも十分なスペックです。
それなりに高価な買い物になるので、一応奥様にMacを買うよ。と話をすると・・・。



事情があり、しばらく仕事を休むことになった奥様の仕事用iMacを使っても良いことになりました。


iMac 27インチ(Late2012)プロセッサは3.4GHzのCore i7
3TBのFusionドライブに32GBのメモリ、GPUはGeForce GTX675MXの1GBモデルです。
うん、私のMacBook Proの置き換えには割と十分なスペック。購入当時、私が選んだのでしたっけ・・・。

自室に運び込むとiMacの顎がある以外は違和感ありません。
速度的にもFusionドライブは(SSDなMBPに比べれば落ちますが)レスポンスもよく、十分に快適です。
MBPでは負荷を上げると盛大にファンが回りましたが、iMacではそんなこともありません。

これで十分だよな・・・。と思ったのですが、iMacの横に未だに処分していなかったThunderbolt Displayを隣に並べ、MacBookではないのでMagSafeとセットになっているThunderboltケーブルではなく、手持ちのThunderboltケーブルで繋いでみました。


・・・・・。
あれ?


正常に映っています。
というか、このThunderbolt Display、直付けのケーブルじゃなくてもThunderbolt端子経由でも使えるんですか??

どうやらすべての原因はThunderbolt Display直付けのケーブルの不良だったみたいです。Thunderboltケーブル経由での接続であれば、すべての機能が完全に使えています。

という訳で、長くなりましたが・・・。
新しいiMacを買うことなく、27インチモニタ2台という広大な空間を手に入れることができ、なおかつMacBook Proが余る事になりました。

追記
パーツが手に入ったので修理しました

2017年6月4日日曜日

RCZ 12ヶ月点検

RCZを12ヶ月点検に出してきました。


走行距離は3300km、新車購入1年未満でこれだけしか乗っていません。
まぁ、通常ペースだともう少し少ないのでちょっと頑張った程度でしょうか。


まだ腹側も綺麗です。
リフトアップして初めて気づいたのですが、RCZ GT Lineの2本出しのマフラーは吹き出し口のみ二箇所になっているのですね。

オイル、エレメント交換、およびエアコン等のフィルタ交換をお願いしたところ、2−3時間ほどかかるとのことでしたので、ディーラーの回りをうろつくことにしました。
中古車販売コーナーで見つけたのは、Coupe 407
走行距離は1.8万キロでお値段はなんと98万円!!
私はBreraを買うかこのクーペを買うか一瞬悩んだこともありましたが、人気ないのでしょうか?


父のスカイラインが10万キロを超えたので、そろそろ・・・。とか思っていましたが、これを買ってあげたら私が喜んで乗っているかもしれません。

中古のフランス車は流石にメンテとか考えると現実的ではないですが、70過ぎのおじ様がコレに乗っていたら格好いいと思いません?

まだ時間もあったので、隣のCITROENコーナーへ。


こちらも面白いクルマが沢山ありますね。
個人的にはドイツ勢よりもイタフラの方が好きなので、C3とかが普通に試乗できるようになったらまた来ようかな。