通勤時にCarsensorのサイトを眺めるのが好きです。
MTで左ハンドルは譲れない。出来ればクーペかスパイダー、かと言って1000万超えの車なんて買えない。
出来ればドイツ車ではなく、ラテンな車。
でも、ムスメがいるから4人乗れないと困るよね。
そんな条件でふらふらと車を見て、いろいろと妄想するわけです。
そんなことを考えながら見ていると、ふとRCZに辿り着きました。
走行距離500kmで400万円、これって良いんじゃない?
思い立ったら吉日、冷やかし半分でディーラーに見に行くことにしました。
別の用事があり、目的の店ではないプジョーディーラーに立ち寄ると、GT Lineの新車が展示されていました。
6MTではなく、AT車でしたが、内装の質感や後席の広さなどを奥さまに見せるにはちょうどよいです。
「オット、すごく好きそう・・・。」
そんな風に奥さまに言わせる優美なデザインです。
実際にリアシートに座り、足元の狭さや天井の高さなどを確認してムスメが大きくなるまでなら大丈夫だろう。とそんな印象を受けました。
実際、シートの高さは非常に低いのですが、居住性はBreraとそれほど変わらないような気がします。
これは意外とありかもしれません・・・。
2軒目のディーラーでは、新車の展示はなく目的の中古車も売約済みとのことでした。
でも、「乗ってみますか?」との営業さんの話に、「是非に。」とお願いしてしまい、もう気持ち的に後戻りできなくなったのです。
以前に一度6MTには乗ったことがあったのですが、当時よりさらに良い気がします。
低速からの十分なトルク、そしてミッションの感触、気持ちの良いエンジン音など、気持ちがどんどん傾いてきます。
Breraで難点だった出足の遅さもRCZでは全然感じません。
これで排気量が1.6Lしかないのですから、本当に驚きです。
ついでにBreraの査定とRCZのお見積もりもお願いしました。
この時に出てきた数字は、営業さんの気持ちがこもった驚くべき数字で・・・。
これはもう本気で考えるしかなくなったわけです。
ただ既に生産終了したRCZ。
希望のモデルが手に入るかはまた後日のお話になります。